【それ、実はNGかも…!】ペットOKな香りとNGな香り
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はじめに
皆さんは良い香りのする洗剤を使ってペットの服やベッドなどを洗ったりしていませんか?
実は、犬や猫にとって洗濯用洗剤の香りは大きなストレスになりかねません。
このような場面以外でも人は知らず知らずのうちにニオイでストレスを与えていることがあるので、香りについては飼い主が十分に気を配ってあげなければいけないのです。
今回は、犬や猫にとってどんな香りがOKでどんな香りがNGなのかをご紹介します。
ペットOKな香りとNGな香り
犬が好きな香り
犬が好きな香りは主に4つあります。
- 飼い主さんの体(またはその衣類)の香り
- 肉や魚などの食べ物の香り
- フルーツ系の自然みのある甘い香り
- 汗や排泄物などのくさい香り
飼い主さんの香り(体臭)は特別リラックスできるそうです。
移動や居留守の際に体臭の染み込んだものを用意してあげると、安心して落ち着くことが多いんだとか。
また、たんぱく質が多く含まれているものに惹かれるため、ドッグフードでも肉や魚系のものを選んであげると特に喜んでくれますよ!
猫が好きな香り
猫が好きな香りは主に2つあります。
- 飼い主さんの体(またはその衣類)の香り
- マタタビの香り (キャットニップ)
猫もやはり、飼い主さんのニオイが好きなようです。
犬と同様に飼い主さんのニオイで安心感を得たいようですね。
またたびが好きな理由は、またたびの持つ『マタタビラクトン』という成分によるものです。
猫は、その『マタタビラクトン』の香りで中枢神経を刺激され、興奮状態に。
(※ならない猫もいます。)
ただし、人がお酒を飲むのと同じようなものなので、多く与えすぎないようにしましょう。
海外では、キャットニップ(別名:西洋またたび)というハーブも該当します。
こちらの方がまたたびより効果が弱いので、安全性が高いようです。
苦手な香り
- ツンとくるような刺激臭
- タバコのニオイ
- アルコール臭
- 柑橘系の香り
- 人工的な化学物質のニオイ
タバコ、アルコール、柑橘系、人工的な化学物質、これらのすべてが犬や猫にとっての刺激臭です。
タバコの場合、受動喫煙の影響でがんを患う危険性もありますので注意してください。
おわりに
人間にとっては心地よい香りでも、犬や猫にとっては命に危険を及ぼす香りであるということもあります。
これを機会に、ニオイという観点から犬や猫の様子を探ってみてはいかがでしょうか。
もしかするとまた新しい発見があるかもしれませんよ!