【犬のためになる】おうちに慣れるまではケージ生活で事故を防止しよう!
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はじめに
可愛い愛犬を家に迎え入れたら、いつもそばにいたくなりますよね。
しかし、迎え入れてから最低でも2日〜3日(性格は環境にもよる)はケージから出さずに見守ってあげた方が良いとされています。
「可哀想だ」と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、ケージの使用は犬にとっても飼い主にとっても後々大きなメリットになるんです。
今回は、お迎えしたての頃にケージを使用するメリットについてご紹介します。
ケージを使用する利点
環境の変化によるストレスの軽減
犬にとって環境の変化は大きなストレスの要因になります。
一体どこに連れてこられたのか、一体どこが安全なのか、この人は信頼しても大丈夫なのか…。
言葉が通じないので尚更不安は大きいことでしょう。
そこでケージの出番。
目に見えるもの全てが信頼できない状況の中でも「ケージの中は絶対に安全だ」と犬に認識してもらうのです。
ケージ生活に慣れてくれば、次第に中から部屋の様子や人の動きを観察する余裕が出てきます。
そうして何も危険がないことを認識すれば、一気に心を開いてくれたりしますよ。
また今後ペットホテルに預けたり避難時などの環境の変化があった場合でも、パニックになりにくくなります。
いざという時のため、人間にとっても犬にとってもケージに慣れさせておくことは重要なのです。
トイレトレーニングが早く終わる
ケージの中にトイレスペースを作れば、トイレトレーニングにも役立ちます。
始めのうちは失敗するのが当たり前なので、トイレスペースのみに限らずケージ全体にペットシーツを敷いておくと安心です。
上手にできたらご褒美としておやつをあげたり、お部屋の中で思いっきり遊ばせてあげるなどしてトイレの場所を認識してもらいましょう。
事故の防止
ケージを使用することで、家の中での事故を防ぐこともできます。
好奇心旺盛な犬はなんにでも飛びつきがち。
家具への噛みつきや危険物に接触する可能性を考えると、家のルールを理解するまではケージの中に入れておくのが安心です。
信頼関係の構築
犬がケージ内で過ごす時間は、飼い主との絆を深めるための貴重な機会。
安全スペースであるケージ内でのポジティブな経験や様々なトレーニングを通して、徐々に心を開いてもらいましょう。
ケージを使う際に気をつけること
家の危険物を遠ざける
ケージ内に犬を入れておく際には、ケージ周辺の危険物を取り除いておきましょう。
電気コードや毒性のある植物など、犬が噛みついたり飲み込んだりすることがないように注意してくださいね。
おもちゃを置いておく
ケージ内は狭くて退屈なので、逆にネガティブイメージを抱いてしまう子もいます。
そうなってしまったら本末転倒!
おもちゃやチューイングアイテムをケージ内に置いておきましょう。
退屈しのぎにもなりますし、噛み癖も発散できて一石二鳥!
ただし、誤飲の恐れがないか飼い主が見てあげててください。
おもちゃやチューイングアイテムをあげっぱなしは危険です。
時間配分は適切か確認する
長時間の閉じ込めは犬のストレスや不快感を引き起こす可能性があります。
ケージ内での過ごす時間と、外での運動や刺激的な活動の時間をバランス良く調整しましょう。
定期的に観察する
犬を定期的に観察し、水や食事、トイレに気を配ってあげましょう。
安全で快適なスペースだと認識してもらわなければ、トレーニングの意味がなくなってしまいます。
おわりに
いかがでしたか?
ケージの使用は、犬の安全と健康を考える上で重要な役割を果たします。
人も犬も心地よく暮らしていけるための方法を、これからも一緒に考えていきましょう!