②【さくら猫について】地域猫・さくら猫・TNRってなんのこと?
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はじめに
今回の記事では、①【地域猫について】地域猫・さくら猫・TNRってなんのこと?に引き続き、今回は『さくら猫』について解説します。
なぜ『さくら』という名が付けられたのか、また『さくら猫』にしなければいけない理由などを解説します。
①【地域猫について】地域猫・さくら猫・TNRってなんのこと?は以下のリンクからご覧ください。
さくら猫について
さくら猫とは
さくら猫とは、避妊・去勢手術がされていおり、その証として片耳にV字のカットが入った猫のことを指します。
その形が桜の花びらに似ていることから、親しみを込めて「さくら猫」と呼ばれるようになりました。
ちなみにオスは右耳、メスは左耳にカットを入れられることが多いようです。
さくら猫にする理由は?
わざわざ目印を入れる理由は、地域猫活動のために二度捕獲されることを防ぐためです。
突然捕獲されて辿り着くのは全く見知らぬ場所。
麻酔や開腹にも大きなリスクがかかるので、猫にとって避妊・去勢手術は大きなストレスになります。
さくら猫にしておけば一目で見分けがつくので、二度同じリスクを負うことはなくなるわけですね。
また避妊・去勢手術済みということで、現時点で猫に嫌悪感を抱いている人も「一代限りなら」と、多少許容してくれる可能性も…。
耳カットって痛くないの?
結論から言うと、痛くありません。
なぜなら手術中、全身麻酔が効いている状態でカットされるからです。
また、カットされるのは耳先なので出血もほとんどありませんよ。
おわりに
いかがでしたか?
今回は『さくら猫』について解説しましたが、これに関連する『地域猫』『TNR活動』についてはまた別の記事で具体的に解説していますので、よかったら覗いてみてくださいね。
この記事が人間と猫たちとの豊かな生活の役に立てば幸いです。