【論文あり】「なぜ猫≒液体?」←実は科学的に証明されている?
tailfam編集部
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はじめに
狭いところをするり。持ち上げればとろり。
その柔軟性や姿勢から、猫は液体と言われることがあります。
では実際のところ、どうなのでしょうか。
この記事では、「猫は液体なのか」について、科学的な視点からお話しします。
科学者たちも興味津々
これは科学者たちにとっても興味深い議題だったのでしょう。
昔から各方面で様々な研究が行われてきました。
2017年には、フランスの科学者たちが猫の柔軟性と液体の性質との関連性を研究し、イグノーベル賞(※)を受賞しています。
※「人々を笑わせ、そして次に考えさせる業績」という選考基準のもと、独創的な研究や発明などに対して贈られる賞のこと。
古代エジプト人も…
また、考古学的な視点からも猫が液体の性質を持つという主張が示唆されています。
古代エジプト人は、猫を容器の中に描いている壁画や彫刻を残しており、猫の柔軟性と液体の性質の関連性を知っていた可能性があるのです。
猫が液体と言われる科学的な理由は?
猫が液体だと言われる理由として一番大きいのは、やはりその柔軟性でしょう。
研究によると、猫が狭いスペースに体を収められるのは、骨盤や肩の関節の柔軟性が他の動物よりも優れているからとのこと。
猫は狭い空間に身を潜めることで、身を守ったりストレスを軽減することができるため、この能力は進化の過程で獲得されたものだと考えられています。
おわりに
そうはいっても、やはり猫は固体。
「猫は液体である」という説は、科学的には証明できません。
ただ、猫たちの柔軟性や特殊な能力には目を見張るものがありますよね。
これからも、まさに液体のように美しく生きる猫たちの動向を一緒に見守っていきましょう。
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