【長い、丸い、ムチみたい…】犬の尻尾の種類と特徴を見ていこう!
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はじめに
ついつい目がいってしまう犬のしっぽ。
嬉しいときにフリフリ、怒っているときにピンと立てたり...。
犬のしっぽは、可愛いだけでなく、大切なコミュニケーションツールにもなっています。
ところで、犬種によってしっぽの形や長さが違うことはご存知ですか?
じつは、犬のしっぽには様々な種類があるんです。
今回は、代表的な6種類のしっぽについてご紹介します。
愛犬のしっぽは、どのタイプ?
好みのしっぽを持つ犬種に出会えるかも?
さあ、一緒に犬のしっぽの世界を覗いてみましょう!
セイバーテール(サーベル状の尻尾)
まずは、多くの犬種に見られるセイバーテール。
サーベルのような緩やかなカーブを描くしっぽです。
セイバーテールの特徴
- 長めで、根元から先端にかけて徐々に細くなる
- 普段は下がっているが、興奮すると上向きに
セイバーテールをもつ代表的な犬種
- ジャーマン・シェパード
- ラブラドール・レトリーバー
- ゴールデン・レトリーバー
セイバーテールは、犬の感情が分かりやすいことが特徴。
嬉しいときは高く上げてフリフリ、リラックスしているときは自然に下げています。
とっても表情豊かなしっぽなんですね!
カーリーテール(巻き尻尾)
次は、背中の上で丸く巻いているカーリーテール。
愛らしさ満点です。
カーリーテールの特徴
- 背中の上で輪を描くように巻いている
- きつく巻いているものから、緩やかに巻いているものまで様々
カーリーテールをもつ代表的な犬種
- 柴犬
- 秋田犬
- パグ
- チャウチャウ
カーリーテールは、日本の犬種に多く見られます。
巻き具合は犬種や個体によって異なり、それぞれに独特の魅力がありますね。
ウィップテール(鞭のような尻尾)
しなやかで長い、鞭のようなウィップテール。
優雅さを感じさせるしっぽです。
ウィップテールの特徴
- 細長く、先端に向かって細くなる
- しなやかで、よく動く
ウィップテールをもつ代表的な犬種
- グレイハウンド
- ウィペット
- イタリアン・グレイハウンド
ウィップテールは、高速で走るとき、バランスを保つために大いに役立ちます。
このしっぽを持つ犬種は、まるで風を切るようにビュンビュン走ります。
かっこいい!
ドックテール(短い尻尾)
短くてコロンとした、ドックテール。
愛くるしさ満点のしっぽです。
ドックテールの特徴
- 短く、太め
- あまり動かない
ドックテールをもつ代表的な犬種
- フレンチ・ブルドッグ
- ボストン・テリア
- ロットワイラー
ドックテールは、体全体のバランスを整えるのに一役を買っています。
短いながらも、存在感抜群のしっぽですね。
スクリュー・テール(ネジのような尻尾)
くるくると巻いた、スクリュー・テール。
見ているだけで、思わず笑顔になってしまいます。
スクリューテールの特徴
- きつく巻いていて、ネジのような形
- 短めで、あまり動かない
スクリューテールをもつ代表的な犬種
- ブルドッグ
- パグ(一部)
スクリュー・テールは、独特の形状が魅力。
ただし、過度に巻いている場合は健康上の問題を引き起こすこともあるので、注意が必要です。
ボブテール(生まれつき短い尻尾)
最後は、生まれつき短いボブテール。
ほとんどしっぽがないように見える犬種もいます。
ボブテールの特徴
- 生まれつき非常に短い、または、ほとんどない
- 毛で覆われていることが多い
ボブテールをもつ代表的な犬種
- ペンブローク・ウェルシュ・コーギー
- オーストラリアン・シェパード
- ジャック・ラッセル・テリア(一部)
ボブテールは、遺伝的な特徴です。
短いながらも、ぴこぴこ動く姿がとっても可愛らしいんです。
おわりに
いかがでしたか?
犬のしっぽには、こんなにも多くの種類があり、それぞれに歴史や特徴が詰まっていることが分かりましたね。
また、しっぽは単なる飾りではなく、犬にとって大切なコミュニケーションツールであり、バランスを取るための重要な役割も果たしています。
さあ、愛犬のしっぽをよく観察してみてください。
きっと、新しい発見があるはず!
好みのしっぽを持つ犬種を探してみるのも楽しいかもしれませんね!