【生まれた時からハンター!】猫の身体的特徴とは?
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はじめに
眺めているとすぐに時間が経ってしまうほど、愛くるしいフォルムをしている猫。
そんな癒し要素たっぷりな猫たちの身体ですが、実はとても狩りに向いている構造をしているんです。
今回はそんなハンター猫たちの身体的特徴を紹介します!
ギャップ萌えしちゃうかも…!
猫の身体のハンター的特徴
五感
猫はかなりの高音まで聞こえます。
それに加えて猫の耳は左右を別々に180度動かせるので、頭を固定したまま周囲の音を拾うことが可能。
この力で、獲物の位置を正確に把握することができるのです。
嗅覚は、主に自分の縄張りを確認するときに使われます。
また食べ物に関しては、まずそれが食べられるものかどうかを判断する時に使われています。
触覚の大半は肉球とひげに集中。
ひげは顔に4つと前脚に1つ。
それぞれ役割が違いますが、主に障害物をかわすためのセンサーとして働いています。
視覚に関しては人間ほど良くはありません。
しかし動体視力は抜群で、4㎜ほどの些細な動きでも感知が可能です。
そして夜行性なので、暗いところはよく見えます。
最後に味覚ですが、猫は甘味をとらえることはできません。
しかし、苦味と酸味には敏感。
塩味も感じることはできますが、かなり鈍感なんだとか。
しっぽ
猫はしっぽの角度や形、動きを変えることで感情を表現します。
しっぽが上にピーンと伸びているときには、機嫌がよい、かまってほしいという気持ち。
根元が上がり、先が垂れる(山折りの状態)は、怒りや攻撃の前ぶれを表しています。
(※状況によっては違う気持ちを意味する場合もあります。)
その他にはバランスをとるためや、保温するためといった機能を備えているようです。
犬と同様、尻尾はとても機能的ですね。
身体能力
脚力は抜群!
猫の体高の約5倍の高さを軽々と跳び、100mは7秒台で走ります。
これらは「白筋」という筋肉の発達によるものです。
これぞまさしくハンター!
しなやかさ
飼い猫がまるで液体のような動きをする時がありませんか?
理由はシンプルで、体全体が柔らかくできているからです。
皮膚はおろか、筋肉までもが柔らかくできているんだそう。
また、骨が多いことも関係していると言われています。
そしてなんと、狭いところへ入るときは内臓までもを動かしているんだとか…!
ねこじゃらしを追いかける理由
ネコには動くものに反応してつかまえようとする狩猟本能が備わっています。
そのため、動くものを見つけると体が反射的に動いてしまうようです。
その他の理由としては、遊び感覚だったり、かまってもらうためだったりします。
おわりに
ハンターという視点で見ると、やはり猫は人間よりも随分と優れていることが分かりますね。
いろいろなおもちゃで遊んであげながら、ハンターの一面を観察してみるのもとっても面白いのでおすすめです!