【みんな大好き柴犬!】「柴」の字ってどこから来たの?
tailfam編集部
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はじめに
北海道犬、秋田犬、紀州犬、甲斐犬、四国犬、そして柴犬。
日本犬6種の名前を並べてみましたが、何か違和感に気付いた人はいますでしょうか。
北海道、秋田、紀州、甲斐、四国と、地方の名前がずらりと並ぶ中に唐突に登場する『柴』の字。
そう、実は日本犬の中で唯一柴犬だけ名前の由来が曖昧なんです。
今回は『柴』の字の由来について最も有力とされる3つの説を紹介します。
『柴』の由来は?
身体の大きさから
『柴』という字は、古くは『小さい』『丈の低い雑木』の意を表す言葉として用いられていたとのこと。
日本犬の中でも小柄な体格をしていることから、『柴(小さな)犬』で『柴犬』と呼ばれていたという説があります。
狩りをする姿から
古くから狩りのお供として重宝された柴犬たち。
柴藪の中を駆け巡り勇猛果敢に狩りを行う姿を見て、『柴犬』と呼ばれ始めた説もあります。
毛色から
毛色が枯れ柴の色に似ているからというこの説も写真を見れば納得できます。
それにしても枯草の色がよく似合いますね!
おわりに
以上が『柴』の字の由来について最も有力とされる3つの説でした。
他の日本犬のように出身地方から付けられた名前ではなく、日常生活の様子や姿かたちから付けられた名前だと知ると、やはり日本人にとって特別な存在だったんだなあと温かい気持ちになりますね!
外国犬の名前の由来も興味深いものがいくつかあったので、今後紹介していければと思います。
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