【どうしたらいいの?】もし野良犬・野良猫を見つけたら
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はじめに
野良犬・野良猫を見つけてしまった。
助けてあげたいけど、どうすればいいかわからない…。
今回はそんなとき、野良犬・野良猫のためにしてあげられることを紹介していきます。
野良らしき犬・猫を見つけたら
まず、その子が本当に野良なのかを判断しましょう。
飼い主とはぐれて迷子になっている、または地域猫の可能性もあります。
可能であれば写真を撮っておくとよいでしょう。
犬の場合
野良犬は現在では見かける機会は滅多にありません。
狂犬病予防法が定められてから、先人の努力のおかげで日本にいるほとんどが飼い犬となってるからです。
咬まれると狂犬病というウイルスに感染してしまう可能性があるので、むやみに触れたり自力で捕獲しようとするのはやめてください。
まずは離れて、動物愛護センターや保護団体へ連絡することを優先しましょう。
猫の場合
猫は犬と違い、様々な可能性が考えられます。
外飼いされている飼い猫(現在は完全室内飼育が推奨されています)、迷子猫、野良猫。
また、『地域猫』の場合もあります。
『地域猫』とは、地域住民・ボランティア・行政が協力しあい、不妊去勢手術をした上で地域に放たれた猫です。
特定の飼い主を持たず、近隣住民やボランティアで世話や管理をされているため、野良猫ではありません。
不妊去勢済の地域猫は耳先がカットされているので、それを目印に判断をすることもできます。
これらをふまえた上で野良猫と判断したなら、動物愛護センターや動物保護団体に連絡しましょう。
保護された野良犬・猫のためにできること
自宅に迎え入れる
まずは飼い主がいるか、猫の場合は地域猫かどうかも必ず一緒に確認してくださいね。
それらを確認した上で自宅に迎え入れることにした場合、必ず以下の項目をチェックしてください。
- 飼育環境の準備(トイレ・猫砂・ケージ・食器など)は完了していますか?
- 健康チェック(動物病院で避妊・去勢手術、ワクチン接種、寄生虫駆除)はしましたか?
- 既にペットがいる場合、相性チェックはしましたか?
全てクリアできているなら、お迎えの準備はばっちりです。
里親探しをする
自宅に迎え入れる事が難しい場合は、里親を探しましょう。
ネットが普及している時代なので、SNSで呼びかければ里親が見つかる可能性は広がります。
また、知人に声をかけたり、里親募集のチラシを配るという方法もありますよ。
地域猫に登録する(猫の場合)
ボランティア登録をして不妊去勢手術を行い、地域猫として登録されれば、自宅で飼わずとも餌やりやトイレの設置が行えます。
自分で責任を持つことが難しい場合、近くのボランティア団体に相談してみるとよいでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
あなたの行動で、ひとつの命を救えるかもしれません。
困っている犬猫を見つけた時に、この記事が参考になれば幸いです。
実際に自分のペットが迷子になってしまった時の対処法についても別の記事で紹介しているので、ぜひ一緒に確認してみてくださいね。