【犬の老化はいつから?】老化サインのチェックリスト②行動編
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はじめに
犬は人間の何倍ものスピードで歳をとり、やがて心にも体にも老化の時期が訪れます。
老化は避けることはできませんが、あらかじめ老化のサインを知っておくことは、この先もずっと健康で幸せな生活を送ってもらう上でとても大切ですよね。
今回は行動に現れる犬の老化のサインについて一緒に学んでいきましょう。
犬って何歳から老化が始まるの?
これは別の記事で紹介しましたが、外的環境や個体差によって多少の差はあるものの、一般的に老犬とされるのは小型犬・中型犬で9歳、大型犬で6歳頃から歳からとされています。
人間で例えると、ちょうど中年くらいの歳ですね。
「中年太り」という言葉があるように、この頃にから心身ともに何かしらの変化が起こり始めます。
それは犬も同じで、この頃から老化のサインが出始めるのです。
犬の年齢を人間に換算するとどれくらいの歳になるのかについては以下の記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
行動に現れる老化のサインは?
老化によって現れるサインは運動能力や聴力の低下など、概ね人間のものと変わりはありません。
以下のチェックリストで確認してみましょう。
また、からだに現れる変化についての記事は以下のリンクからご覧ください。
- 動きが鈍くなった
- 散歩の距離が短くなった
- 耳が遠くなった
- 食べ物への執着が強くなった
- 何かあるとすぐに吠える
- 同じ行動をくりかえす
老化のサインが現れ始めたら…
まずは、これまで以上に触れ合う時間を増やしましょう。
身体をすみずみまで撫でてあげたり、鳴き声に耳をすませてみたり…。
そうすることでコミュニケーションもできますし、些細な変化に気が付きやすくなります。
そして、老犬になると免疫の低下によってさまざまな病気を発症しやすくなるので、気になる症状があればすぐに病院に連れて行きましょう。
老化による変化だと思っていたら病気だった…ということもあります。
明確な変化が表れてからだと遅い場合もありますので、定期健診に通うのがおすすめですよ。
おわりに
犬の老化は思ったより早く訪れます。
少し寂しい気持ちにもなりますが、その時に適切な対処ができるように今からきちんと対策をしておきましょう。