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はじめに
犬も人間と同じように、歯に汚れが溜まってきます。
「歯磨きをした方がいいのは分かっているけれど、どうやってやればいいか分からない」と、悩まれている飼い主さんもいらっしゃるでしょう。
今回の記事では、犬の口内ケアの必要性と歯磨きの方法、また、便利グッズについて紹介します。
歯みがきをしないとどうなるの?
歯磨きをしないと、歯に溜まった歯垢や歯石が原因となって、歯周病や口臭の原因となります。
そのまま放置しておくと、歯槽膿漏になって歯が抜け落ちたり、アゴの骨に影響が出たりすることもあるのです。
どれくらいの頻度で歯磨きをしたらいいの?
できれば毎日歯磨きしてあげるのが理想ですが、難しければ、最低でも3日に一度の頻度で行いましょう。
なぜかというと、歯垢が歯石に変わるまでにかかる時間は2日~3日といわれているからです。
歯みがきのやり方
まずは、口周り・口の中を触れるように
慣れていないうちは、口周りを触られることに慣れてもらうことが大切。
口周りをゆっくりと触ってあげ、嫌がらないのであれば口の中も触ってみましょう。
歯みがきシートを使う
口の中を触れるようになったら、歯磨きシートを指に巻いて歯を触ってみましょう。
シートを指にきちんと密着させるのがポイントです。
歯ブラシを使う
歯みがきシートを口に入れても問題がなかったら、今度は歯ブラシを口の中に入れてみてください。
最初のうちは、口の中に歯ブラシを入れることから慣れてもらいます。
それに慣れたら、歯に対して45度くらいの角度で歯ブラシをあて、優しく磨いてあげましょう。
犬を歯磨きするときの注意点
力を入れすぎない
歯みがきをする時の力が強すぎると、歯ぐきから出血することがあります。
力を入れずに優しく歯磨きをしてあげてください。
無理やりしない
犬が歯磨きを嫌がったら、歯磨きをすぐにやめてください。
そのまま続けてしまうと、歯磨きにイヤな印象が残ってしまいます。
歯みがきに慣れてもらうためには、歯磨きが楽しい時間だと思ってもらえるように感じてもらうことが大切なのです。
歯みがきシート・歯ブラシ以外の便利グッズ
デンタルおやつ
デンタルおやつは、おやつを味わいながら口内ケアができるグッズです。
噛むだけで口内ケアができるので、犬が嫌がることもありません。
デンタルおもちゃ
デンタルおもちゃは、遊びながら口内ケアができるグッズです。
運動をしながら口腔ケアができるので、一石二鳥!
おわりに
いかがでしたか?
慣れるまでは大変だと思いますが、ワンちゃんの健康寿命をのばすために、歯磨きは必須です。
正しい知識とやり方を身につけて、楽しい歯磨きタイムにしてくださいね!