【ペットが亡くなったら何をすればいい?】正しい手順を紹介!
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はじめに
ペットと暮らしていると、「いつか必ず訪れる別れ」が避けられないことを考えざるを得ません。
しかし、実際にその時が来たとき、何をすれば良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。
今回は、ペットが亡くなった際の正しい手順を紹介します。
遺体の処置と安置をしよう
ペットが亡くなったら、まず遺体の処置と安置をしてあげましょう。
遺体を清める
ペットが亡くなったら、濡らしたタオルで全身を優しく拭き、毛並みを整えてあげましょう。
体液や排泄物が出ることもあるので、
鼻や肛門、耳にコットンやティッシュを詰めて汚れを予防してください。
遺体を寝かせ、体勢を整える
遺体の下にタオルや毛布を敷いて、寝かせてあげましょう。
できれば、生前に愛用していたタオルや毛布を使うのが良いでしょう。
また、死後硬直が始まる前に瞼を閉じ、手足を胸の方に優しく折り曲げておくと、火葬の際に棺に収まりやすくなります。
もし硬直が始まっていた場合は、無理に動かさず、硬直が解けるのを待ってから処置してください。
保冷して安置する
遺体を清めた後は、腐敗を遅らせるために保冷しながら安置しましょう。
凍らせた保冷剤や氷をビニール袋に入れ、お腹を中心に冷やします。
遺体をタオルで包んで箱に安置し、風通しの良い直射日光の当たらない場所に置いてください。
特に夏場は、クーラーの効いた部屋に安置すると良いでしょう。
ペットの葬儀方法を選択しよう
遺体の安置が終わったら、ペットの葬儀方法を選びましょう。
主な葬儀方法は以下の4つです。
- 自宅で埋葬する
- 自治体に依頼する
- ペット霊園に依頼する
- ペット葬儀会社や火葬会社に依頼する
一般的には、ペット霊園や火葬会社に依頼することが多いので、ここからはこの2つの方法で進めた場合の手順を紹介します。
火葬の準備をしよう
ペット霊園や火葬会社に連絡をし、火葬の準備を進めましょう。
- 好きだったおやつ
- お気に入りのおもちゃ
- お花
- ペットの写真
など人間の葬儀と同様、ペットの火葬でも生前好きだった食べ物や小物を入れられます。
火葬前に、ペットとの思い出を振り返りながらお別れの時間を大切にしてください。
金属やプラスチック製品、化学繊維類は入れられないので注意してくださいね。
ペットの供養の仕方
火葬が終わった後は、自宅での供養が一般的です。
遺骨を散骨したり、ペット霊園に預ける供養の方法もあります。
最近では、ペット用の骨壷や骨袋、位牌、フォトフレームなども販売されており、大切なペットとの思い出を形に残すことができます。
犬が亡くなった場合、市役所に届出をしよう
猫とは異なり、犬が亡くなった場合、死後30日以内に市役所で手続きをする必要があります。
これは「狂犬病予防法第四条」に基づくもので、義務付けられています。
手続きを怠ると、罰金が科せられる可能性があるため、早めに行いましょう。
死亡届を提出する際、以下の書類を準備しましょう。
- 死亡届の用紙
- 犬の鑑札
- 犬の登録証
正しい手順でペットをきちんと供養してあげよう
ペットは大切な「家族」です。
だからこそ、正しい手順でしっかりと供養してあげたいものですよね。
事前に手順を覚えておけば、いざという時に冷静に対応できるでしょう。
本記事を参考に、愛するペットの最期に備えておきましょう。