【子猫のご飯は何をあげる?】週齢・月齢ごとに紹介!
0
はじめに
子猫は約1年かけて成猫へと成長します。
実は、猫の成長スピードは早く、人間の赤ちゃんの約15倍の速さで成長するんです。
だからこそ、成猫になるまでの1年間でどんなごはんをあげるかが重要です。
しかし、初めて愛猫と暮らし始めた人は何をあげたら良いのか分からないですよね。
今回は、そんな人のために、子猫のごはんにどんなものをあげたら良いのかを週齢・月齢別に紹介します!
子猫のごはんは週齢・月齢によって異なる
子猫のごはんの内容は週齢・月齢によって異なります。
さらに、成長具合によってごはんの量や回数も変わるため、子猫の成長具合を常にチェックする必要があります。
では、子猫の成長具合に合わせてどんなごはんをあげたら良いのでしょうか?
次に、週齢・月齢別に子猫のごはんの内容やあげる回数を紹介するので、参考にしてください。
【週齢・月齢別】子猫のごはんの内容・回数を解説
週齢・月齢別に子猫のごはんの内容やあげる回数を紹介します。
愛猫の週齢・月齢にあたる項目を参考にしてくださいね。
授乳期(生後4週ごろまで)
生まれたてにあたる授乳期は母猫のミルクか、子猫用のミルクのみで育てます。
なぜかというと、生まれたての子猫はミルクしかうまく消化できないからです。
そのため、お母さん猫と一緒に暮らしている場合は、ミルクを子猫にあげているか確認しましょう。
もちろん、お母さん猫がミルクを出せるようにしっかり健康管理をすることも大切です。
もし、お母さん猫と同居していない場合や、お母さん猫の体調が優れずミルクが出ない場合、
子猫用のミルクをあげましょう。
子猫用のミルクは種類もさまざまで、粉末タイプや液体タイプなどがあります。
量や濃度を調節したい場合は粉末タイプ、ミルクを作る手間を省きたい人は液体タイプがおすすめです。
授乳期の子猫にあげるミルクは少ない量を頻繁にあげる必要があります。
あげる回数は1日8回程、2〜4時間おきにあげるのがベストです。
それがたとえ夜中であっても、間隔が空きすぎないようにしてください。
人間用のミルクは厳禁
人間用のミルクは子猫用のミルクと大きく成分が異なるため、決してあげてはいけません。
しかも、人間用の牛乳をあげると「乳糖不耐症」を起こし、下痢や腹痛を起こすこともあるんです。
あげないだけではなく、誤飲にも気をつける必要があります。
そのため、人間用のミルクを飲む時はすぐに飲み切るか、猫がいないところで飲むように
してくださいね。
離乳期(生後4週間〜8週間ごろまで)
ミルクを飲んである程度成長すると、離乳期に突入します。
離乳期では、消化しやすいように柔らかいものをあげましょう。
子猫用のウェットフードや、子猫用のドライフードをお湯でふやかしたものをあげます。
この時、授乳期に飲んでいたミルクを混ぜるとスムーズに離乳期に移行できるのでおすすめです。
成長具合に合わせて徐々にお湯の量を減らしていき、子猫用フードに移行していきます。
あげる回数は1日4〜8回程度が目安です。
まだ消化機能が十分ではないので、1回にあげる量を少なくし、
ごはんの回数を増やしてあげると胃腸への負担を軽減できます。
成長期(生後2か月〜1歳ごろまで)
成長期に入ると、固形物にも興味を示すようになってきます。
しかし、まだドライフードを食べるのに慣れていないため、ウェットフードを中心にあげて、
徐々にドライフードに移行していきましょう。
月齢にとらわれず、子猫の成長具合を飼い主さんの目でしっかり確認してあげてくださいね。
子猫のごはんに関するポイント
子猫のごはんに関するポイントを紹介します。
以下の項目も意識してくださいね。
キャットフードは子猫専用のものを
キャットフードは子猫専用にものをあげましょう。
なぜなら、子猫が成長するためのカロリーやたんぱく質が豊富に含まれているからです。
さらに、子猫用のごはんはやわらかく形も小さいので、小さい子猫でも食べられるようになっています。
キャットフードのパッケージに対象年齢が書いてあるので確認してくださいね。
うんちの状態を確認する
愛猫のうんちの状態で健康状態を確認できるため必ず確認しましょう。
うんちが極端に硬かったり、緩かったりする場合、ごはんの量が多かったり、
水分量が足りない可能性があります。
理想的なうんちを出すために、ごはんの内容を調整してください。
おやつは量とタイミングを見極める
子猫にもおやつをあげることは可能です。
ただし、ご飯の直前は避けてください。
なぜなら、ご飯の前におやつをあげてお腹が膨れると、ご飯を十分に食べれず、
大事な栄養を摂取できなくなってしまうからです。
そのため、おやつをあげる場合、ご飯の時間前後は避け、量も少なめにしてください。
さいごに
今回は愛猫にあげるごはんについて解説しました。
大切な愛猫にはスクスク成長してほしいですよね。
本記事を参考に、愛猫に合ったごはんをあげて、成長を見守りましょう!