【ぶりぶり】魅惑の肉球のひみつ

犬と猫が持つ魅惑の物体、肉球。

その形の愛らしさやヒンヤリとした触り心地から思わずニギニギ………。
あんまりしつこく触るので、イヤ～な顔をされた経験がある人もいるのではないでしょうか？

そんな魅力たっぷりの肉球。
もちろんカワイイだけではないんです！

厳密にいうと犬と猫では肉球の構造や用途に多少違いはあるのですが、今回の記事では共通する大きな役割を３つ紹介します。

高いところから思いきりジャンプ！
地面を蹴って全力ダッシュ！

そんな時にぷにぷにの肉球はクッションの役割を果たし、着地の衝撃から身体を守ってくれます。

人間世界で例えるなら「靴」といったところですね！

犬や猫は人間のように顔や身体にダラダラと汗をかきません。

というのも、全身に汗腺（※）がある人間と違い、犬や猫には足の裏の肉球にしか汗腺がないからなんです。
ゆえにあのカワイイ肉球は数少ない発汗器官として一生懸命働き、あんなに小さい面積ながらも体温調節の役割をきちんと果たしてくれているんですね。

ちなみに、犬も猫も極度の緊張や恐怖を感じると冷や汗をかいたりするんだとか。
そこまで気温が高くはないのにも関わらず肉球がじっとりと湿っていたら、そっと声を掛けてあげたり撫でてあげるなどして安心させてあげてくださいね。

（※主に体温調節のために汗を出すエクリン腺のこと）

汗をかくことに関連して、湿らせることによって肉球は滑り止めの役割も果たします。

ただし、肉球の間に生えている毛が長いと意味がなくなってしまうので、定期的にハサミやバリカンでお手入れしてあげましょう。

肉球はカワイイだけじゃなく、しっかり身体を守る仕事までしていてくれたんですね。

ちなみに肉球マッサージなるものもあるんですよ。
ぷにぷにするだけで犬も猫も、そして私たちまでうっとり…。

特に嫌がらない場合に限りますが、コミュニケーションの一環として思う存分ぷにぷにしてあげてくださいね。